韻譜

音韻の考え方(モーラ・韻・譜割)

最終更新日: 2026-07-03

韻譜は「韻」「モーラ(音数)」「歌える音」を、AI ではなく決定論のロジックで扱います。 ここが汎用 AI との違いであり、狙った響き・音数の歌詞を作れる理由です。基本の考え方をまとめます。

モーラ(音数)

  • 仮名1文字=1モーラが基本。漢字は読み仮名の数で数えます。
  • 拗音(きゃ・しゅ・ちょ 等の小さいゃゅょを伴う2文字)は合わせて1モーラ。
  • 促音「っ」・撥音「ん」・長音「ー」も、それぞれ1モーラ。
  • 例:桜(さくら)=3、学校(がっこう)=4、東京(とうきょう)=4。

母音と韻

韻は母音の並びで捉えます。韻譜は各行の末尾の母音が一致する行を自動で同色にグループ化し、 行どうしの一致度を韻スコア(厳格/ゆるい)で表します。末尾だけでなく、母音パターンで複数位置の韻も指定できます。

母音の無声化(歌える音)

「好き(すき)」「〜した」の母音は、実際にはほとんど聞こえない(無声化する)ことがあります。 韻譜はこうしたモーラを検出して薄字で示します。歌の解釈に合わせて扱いを変えられます。

歌唱譜割(融合・縮約)

物理的なモーラ数と、実際に歌う音数は違います。たとえば「学校(がっこう)」は歌では「がっこ」のように1音縮むことがあります。 韻譜はこの2つを別レイヤーで扱い、母音の下に (融合中)/ ·(候補)を表示します。クリックでオン/オフでき、 縮約後の「核」で韻を判定します(例:学校×東京が縮約核で韻に)。

補足

促音「っ」・長音「ー」はこのレイヤーの対象外です。判定はすべて候補提示なので、歌に合わせて自由に上書きしてください。

日本語+英語の混在

邦楽でよくある英語まじりにも対応します。韻譜は英単語にカタカナ読みを当てるので、英語部分もモーラ・韻の対象になります。単語ごとに「カタカナ音/英語音」を切り替えられ、 たとえば night を「ナイ」と歌えば末尾 i で「会いたい」とクロス言語の韻を踏めます。読みが取れない語は「AI読み」で推定できます。

ヒント

韻譜の判定は「正解の断定」ではなく「候補の提示」です(表示された区切り・トグルはすべて上書き可)。 最終的にどう歌うかを決めるのはあなた自身、という設計です。